PS5の容量不足、M.2 SSDとUSB外付けどちらを選ぶ?公式基準とおすすめ10選
更新: 2026.07.31

この記事のポイント
- PS5タイトルを直接遊びたいならM.2 SSD増設一択。USB外付けはPS5ソフトの保存・退避専用で、遊ぶには内蔵へ再コピーが必要
- PS5公式のM.2要件は「PCIe4.0 NVMe・読出5,500MB/s以上推奨・ヒートシンク必須」
- 人気のシリコンパワーP34A60(読出5,000MB/s)は公式基準に届いていないが、内蔵型SSDでベストセラー1位という矛盾がある
- 原神・鳴潮・崩壊スターレイルなど運営型タイトルの相次ぐ登場が、PS5の「容量不足」検索急増の背景にある
- USB外付けSSDにPS4ソフトを保存すれば直接プレイ可能。PS5ソフトは保存できても直接プレイは不可
原神や鳴潮のような運営型タイトルを並行プレイし始めると、PS5の空き容量はあっという間に逼迫します。容量が足りなくなったとき、PS5タイトルを直接遊び続けたいならM.2 SSD増設一択です(Sony公式基準で読出5,500MB/s以上・PCIe Gen4推奨)。PS4ソフトの保存やしばらく遊ばないPS5ソフトの退避が目的なら、USB外付けSSDで十分です。この選択を間違えると「保存はできるが遊べない」という状態になります。
※価格・レビュー評点は2026年7月31日時点(Amazon.co.jp調べ)の情報です。
目次
- 01PS5の容量、なぜすぐ足りなくなるのか
- 02容量不足になったら、外付けSSDとM.2どちらを選ぶか
- 01M.2 SSDを選ぶ場合の必須条件
- 02USB外付けSSDを選ぶ場合の条件
- 03おすすめM.2 SSD5選(1TB基準・価格順)
- 01Acer Predator GM6 1TB
- 02シリコンパワー P34A60 1TB
- 03Biwin NV7400 1TB
- 04WD_BLACK SN7100 1TB
- 05Samsung 990 PRO 1TB
- 065製品比較表
- 04おすすめUSB外付けSSD5選(価格順)
- 01IODATA SSPS-US1GRE 1TB
- 02エレコム ESD-EMA1000GBK 1TB
- 03SanDisk Extreme Portable 1TB
- 04KIOXIA EXCERIA PLUS G2 1TB
- 05Biwin Amber PR2000 2TB
- 065製品比較表
- 05この対策で解決しないケース
- 06それでも改善しないなら
- 07まとめ
PS5の容量、なぜすぐ足りなくなるのか
原神・鳴潮・崩壊スターレイル・ゼンレスゾーンゼロといった運営型タイトルは、シーズンごとの大型アップデートで新エリアやグラフィック素材が追加され続けるため、遊び続けるほど容量が膨らんでいく構造を持っています。「アークナイツ:エンドフィールド」のPS5版は、事前ダウンロードの時点で60GB以上の空き容量が必要と公式にアナウンスされました(4Gamer、2026年1月20日)。崩壊スターレイルも、事前ダウンロード容量が一時的に原神を超えたと報じられたことがあります(AUTOMATON)。
こうした運営型タイトルを2〜3本掛け持ちすると、PS5内蔵の実使用可能容量(公称1TBモデルでも実際に使えるのは848GB程度とされる)はあっという間に足りなくなります。実際、Google検索トレンドを見ても「PS5 SSD 容量」「PS5 容量拡張」が最大級のボリュームを持ち、「PS5 容量不足」は直近で急伸しています(+120%)。一方で「読み込みが遅い」「認識しない」といったトラブル系の検索は、同じ期間ではほぼ存在感がありませんでした。つまり今のPS5ユーザーの悩みは、故障やトラブルよりも「単純に容量が足りない」という、より切実な問題にシフトしています。
容量不足になったら、外付けSSDとM.2どちらを選ぶか
まず確認すべきは「PS5タイトルを直接遊びたいか」「PS4ソフトの保存や退避だけでいいか」です。ここを間違えると、せっかく買った増設ストレージが期待通りに使えません。
Sony公式サポートは、USB拡張ストレージについて「PlayStation5のゲームはUSB拡張ストレージから直接プレイすることはできない」と明記しています(PlayStation公式)。PS5ソフトはUSB外付けに保存・退避はできても、遊ぶときは必ず本体ストレージへ再コピーする一手間が必要です。一方、PS4ソフトはUSB拡張ストレージから直接プレイできます。つまり、
- PS5タイトルを直接起動したい → M.2 SSD増設一択
- PS4ソフトの保存、しばらく遊ばないPS5ソフトの退避 → USB外付けSSDで十分
という分かれ道があります。
M.2 SSDを選ぶ場合の必須条件
PS5公式のM.2 SSD要件は次の通りです(PlayStation公式)。
- PCIe Gen4x4対応のM.2 NVMe SSD(Key M)
- シーケンシャル読出5,500MB/s以上を推奨
- 容量250GB〜8TB
- ヒートシンクまたは熱伝導シートによる冷却構造が必須(基板上面から熱伝導シート込みで8.0mm以下という高さ制限あり)
内蔵型SSD全体でベストセラー1位・レビュー2,739件という圧倒的な人気を誇るシリコンパワーP34A60は、読出速度が最大5,000MB/sとPS5公式基準(5,500MB/s以上推奨)に届いていません。「売れているから公式対応」とは限らない典型例で、M.2 SSDを選ぶときはレビュー数や人気だけでなく、必ず読出速度のスペック表記を確認してください。
USB外付けSSDを選ぶ場合の条件
USB外付けSSDはPS5背面のUSB-A(SuperSpeed)ポートに接続する前提で、フォーマット形式はexFATまたはFAT32である必要があります(NTFSは非対応)。PS4ソフトの保存・直接プレイと、PS5ソフトの保存・退避のどちらの用途で使うかを想定して容量を選んでください。
おすすめM.2 SSD5選(1TB基準・価格順)
Acer Predator GM6 1TB

公式基準(読出5,500MB/s以上)を満たしながら、5製品中もっとも手頃な価格帯です。
- 価格:18,990円(2026年7月31日時点)
- スペック:読出7,200MB/s・書込6,200MB/s、PS5動作確認済み
- レビュー:4.5(1,035件)
- 向いている人:まずは公式基準を満たすM.2 SSDで手堅く容量を増やしたい人
シリコンパワー P34A60 1TB

内蔵型SSD全体でベストセラー1位・レビュー2,739件という圧倒的な人気を誇る製品ですが、読出速度は最大5,000MB/sとPS5公式基準(5,500MB/s以上推奨)に届いていません。人気だけでSSDを選ばない、という判断材料として掲載します。
- 価格:22,482円(2026年7月31日時点)
- スペック:読出最大5,000MB/s(PCIe3.0×4)
- レビュー:4.3(2,739件・内蔵型SSDベストセラー1位)
- 向いている人:スペックと価格のバランスを自分で見極められる人(PS5用途では基準未達である点に注意)
Biwin NV7400 1TB

PS5/PS5 Pro動作確認済みと明記され、レビュー件数も多い中価格帯モデルです。
- 価格:27,980円(2026年7月31日時点)
- スペック:読出7,450MB/s・書込6,500MB/s、PS5/PS5 Pro動作確認済み
- レビュー:4.6(809件・内蔵型SSDベストセラー3位)
- 向いている人:動作確認済みという明記を重視したい人
WD_BLACK SN7100 1TB

ゲーミングストレージの大手ブランドで、公式基準を余裕を持ってクリアするモデルです。
- 価格:33,780円(2026年7月31日時点)
- スペック:読出7,250MB/s
- レビュー:4.6(368件・内蔵型SSDベストセラー9位)
- 向いている人:ゲーミングSSD専業ブランドの実績を重視したい人
Samsung 990 PRO 1TB

大手ブランドの信頼性と、公式基準を大きく上回る速度を両立するプレミアム枠です。
- 価格:34,748円(2026年7月31日時点)
- スペック:読出7,450MB/s
- レビュー:4.7(762件)・内蔵型SSDベストセラー8位
- 向いている人:ブランドの信頼性を重視したい人、公式基準に余裕を持って対応したい人
5製品比較表
価格・レビューは2026年7月31日時点(Amazon.co.jp調べ)の情報です。公式基準(読出5,500MB/s以上)を満たすかどうかも併記しています。
製品 | 価格 | 読出速度 | 公式基準適合 | レビュー |
|---|---|---|---|---|
Acer Predator GM6 | 18,990円 | 7,200MB/s | ○ | 4.5(1,035件) |
シリコンパワー P34A60 | 22,482円 | 5,000MB/s | ×(基準未達) | 4.3(2,739件・内蔵型ベストセラー1位) |
Biwin NV7400 | 27,980円 | 7,450MB/s | ○ | 4.6(809件) |
WD_BLACK SN7100 | 33,780円 | 7,250MB/s | ○ | 4.6(368件) |
Samsung 990 PRO | 34,748円 | 7,450MB/s | ○ | 4.7(762件) |
同じM.2 SSDでも動画編集用途では書込耐久性やDRAM有無が選定軸になります。用途によって見るべき指標が変わる点は、動画編集向け外付けSSDキットの記事でも解説しています。
おすすめUSB外付けSSD5選(価格順)
IODATA SSPS-US1GRE 1TB

PS4ソフトの保存・直接プレイや、PS5ソフトの退避用途に手頃な日本メーカー製品です。
- 価格:19,980円(2026年7月31日時点)
- スペック:USB3.2、PS5/PS4動作確認済み
- レビュー:4.1(210件)
- 向いている人:PS4ソフトの保存や、PS5ソフトの退避場所を安く確保したい人
エレコム ESD-EMA1000GBK 1TB
外付けSSDベストセラー2位、レビュー1,874件という実績を持つ日本メーカー製品です。
- 価格:24,800円(2026年7月31日時点)
- スペック:USB3.2Gen2・読込速度500MB/s、PS5/PS4対応
- レビュー:4.3(1,874件・外付SSDベストセラー2位)
- 向いている人:日本メーカーの実績と価格のバランスを重視したい人
SanDisk Extreme Portable 1TB

外付けSSD全体でベストセラー1位・レビュー5,000件超という圧倒的な実績を持つ定番製品です。
- 価格:35,120円(2026年7月31日時点)
- スペック:USB3.2Gen2・読出最大1,050MB/s、IP65防滴防塵
- レビュー:4.4(5,134件・外付SSDベストセラー1位)
- 向いている人:レビュー実績と防滴防塵性能を重視したい人
KIOXIA EXCERIA PLUS G2 1TB

Type-C対応で、PS5/PS4動作確認済みと明記された高速モデルです。
- 価格:36,980円(2026年7月31日時点)
- スペック:USB3.2Gen2・読出最大1,050MB/s、Type-C、PS5/PS4動作確認済み
- レビュー:4.3(20件・外付SSDベストセラー3位)
- 向いている人:Type-C接続と動作確認済みという明記を重視したい人
Biwin Amber PR2000 2TB

IP67防水防塵・耐衝撃を備えた大容量モデルです。
- 価格:51,979円(2026年7月31日時点)
- スペック:USB3.2 Gen2x2・最大読出2,000MB/s、IP67防水防塵・耐衝撃、PS5対応
- レビュー:4.4(264件)
- 向いている人:大容量かつ防水防塵性能も欲しい人
5製品比較表
価格・レビューは2026年7月31日時点(Amazon.co.jp調べ)の情報です。
製品 | 価格 | 転送速度 | 容量 | レビュー |
|---|---|---|---|---|
IODATA SSPS-US1GRE | 19,980円 | USB3.2 | 1TB | 4.1(210件) |
エレコム ESD-EMA1000GBK | 24,800円 | 500MB/s | 1TB | 4.3(1,874件・ベストセラー2位) |
SanDisk Extreme Portable | 35,120円 | 1,050MB/s | 1TB | 4.4(5,134件・ベストセラー1位) |
KIOXIA EXCERIA PLUS G2 | 36,980円 | 1,050MB/s | 1TB | 4.3(20件) |
Biwin Amber PR2000 | 51,979円 | 2,000MB/s | 2TB | 4.4(264件・IP67防水防塵) |
この対策で解決しないケース
- 内蔵ストレージ自体が劣化している場合:増設や外付けを追加しても、内蔵SSD自体の読み書き速度が本体側の問題で落ちているケースは解決しません。まずは内蔵ストレージだけで同じソフトの読み込み時間を検証し、極端に遅い場合は本体の点検を検討してください。
- タイトル側のダウンロードコンテンツが原因の場合:運営型タイトルはアップデートのたびに追加コンテンツをダウンロードするため、増設後も定期的に容量を圧迫し続けます。増設で一時的に余裕ができても、遊ばなくなったタイトルは都度アンインストールする運用が必要です。
- M.2増設スロット自体を使い切っている場合:PS5のM.2拡張スロットは1つのみです。すでに増設済みで容量が足りない場合は、より大容量のM.2 SSDに買い替える(元のSSDは他PC用に転用する)か、USB外付けへの退避で運用するしかありません。
それでも改善しないなら
内蔵ストレージ自体の不具合が疑われる場合は、PS5本体のシステムソフトウェアアップデートやセーフモードでの再構築を試したうえで、改善しなければソニーのサポート窓口に相談することをおすすめします。増設・外付けの追加はあくまで容量不足への対策であり、本体側の不具合を直すものではありません。
まとめ
PS5の容量不足は、原神や鳴潮のような運営型タイトルの併走が主な原因です。対策の選び方は次の通りです。
- PS5タイトルを直接遊び続けたいなら、Sony公式基準(読出5,500MB/s以上・PCIe Gen4・ヒートシンク必須)を満たすM.2 SSDを増設する
- PS4ソフトの保存や、しばらく遊ばないPS5ソフトの退避が目的なら、USB外付けSSDで十分
- 人気・レビュー数だけでSSDを選ばず、必ず読出速度のスペックを確認する(シリコンパワーP34A60のような人気モデルでも公式基準未達の場合がある)
※価格・レビュー評点は2026年7月31日時点(Amazon.co.jp調べ)の情報です。購入前に必ず商品ページで最新の価格・スペックをご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q.原神や鳴潮のような運営型ゲームは、なぜ容量をすぐ圧迫するのですか?
A.運営型タイトルはシーズンごとの大型アップデートで新エリアやグラフィック素材が追加され続けるため、初回インストール時よりもプレイを続けるほど容量が膨らんでいく構造があります。加えて原神・鳴潮・崩壊スターレイル・ゼンレスゾーンゼロなど同系統のタイトルを掛け持ちする人が増えており、1本あたりの容量増加と本数の掛け算でPS5の内蔵ストレージ(実使用可能な容量は公称1TBモデルでも848GB程度)を圧迫しやすくなっています。実際に「アークナイツ:エンドフィールド」はPS5版の事前ダウンロードだけで60GB以上の空き容量が必要と公式にアナウンスされています。
Q.外付けSSDに保存したPS5のゲームは、そのまま遊べますか?
A.遊べません。Sony公式サポートページでも「PlayStation5のゲームはUSB拡張ストレージから直接プレイすることはできないため、再度プレイする際は必ずゲームデータを本体ストレージにコピーし直してください」と明記されています。USB外付けはPS5ソフトの保存・退避場所であり、起動する場所ではありません。一方PS4ソフトはUSB拡張ストレージから直接プレイできるため、PS4ソフトの保存だけが目的ならUSB外付けSSDで十分です。
Q.外付けSSDとM.2 SSD、容量不足になったらどちらを選ぶべきですか?
A.PS5タイトルを買い足しながら直接遊び続けたいなら、M.2 SSD増設一択です。USB外付けSSDは保存容量こそ増えますが、PS5ソフトは起動のたびに内蔵ストレージへ再コピーする手間が発生します。反対に、PS4ソフトの保存や、しばらく遊ばないPS5ソフトの退避場所が欲しいだけならUSB外付けSSDで十分にコストを抑えられます。
Q.M.2 SSDにヒートシンクは絶対に必要ですか?
A.必要です。PS5公式サポートページでは、M.2 SSD増設の要件として「ヒートシンクや熱伝導シートなどの冷却構造による効果的な放熱」が挙げられています。本体に組み込める高さにも制限があり、基板上面から8.0mm以下(熱伝導シート込み)、下面は2.45mm以下という制約があるため、ヒートシンク一体型モデルを選ぶか、後付け用ヒートシンクの厚みが本体カバーに収まるか確認してから購入してください。
Q.シリコンパワーP34A60のような読出5,000MB/sのSSDはPS5で使えますか?
A.PS5の内蔵ストレージ増設スロットに挿すことは物理的には可能ですが、Sony公式が推奨する読出5,500MB/s以上という基準には届いていません。動作しないと断定はできませんが、公式サポートも「規定の性能を満たすM.2 SSDであっても、すべての製品の動作を保証するものではない」としているため、正規に基準を満たすモデルを選ぶ方が安全です。実際には基準未達のモデルでも人気が高く、内蔵型SSD全体でベストセラー1位になっている製品もあり、「売れている=公式基準を満たしている」とは限らない点に注意が必要です。
Q.1TBと2TB、どちらを選ぶべきですか?
A.PS5タイトルを1〜2本ずつ入れ替えながら遊ぶスタイルなら1TBでも足りますが、原神・鳴潮のような運営型タイトルを複数同時進行するなら2TBを検討する価値があります。PS5内蔵の実使用可能容量はモデルにより異なりますが、1TBモデルでも公称1TBに対し実際に使える容量は848GB程度とされ、大作タイトルを2〜3本入れるだけで残量が心もとなくなります。増設分は完全に上乗せされるため、内蔵と増設の合計で考えて容量を選んでください。
その他のご不明点がある場合は、お問い合わせページからご連絡ください。
